
Epiroc(スウェーデン)、Genesis Attachments(アメリカ)、およびカナモト(日本)がOpen-Sアライアンスに参加しました。土木および解体業界における標準化されたカプラーインターフェースの利点が説得力を持つ中、全自動カプラの業界標準であるOpen-Sは、引き続き支持を集めています。この業界標準に準拠することで、異なるブランドのワークツールを1台の油圧ショベルで使用できるようになり、独自規格による制限を回避することができます。その結果、機械やアタッチメントのより効率的かつ柔軟な運用が可能になります。2025年の間に、Open-Sアライアンスには9社が新たに加盟し、現在では全世界で23社の会員を有しています。
今回加盟した3社は、業界をリードするアタッチメントメーカーであるEpirocおよびGenesis Attachments、そして建設・土木業界向けにソリューションを提供する大手レンタル会社のカナモトといった、いずれも著名なブランドです。Open-Sアライアンスの会員数は、今年これまでに9社増加し、現在は合計で23社となっています。アジア太平洋、ヨーロッパ、北米などから企業が参加するなど国際的な拡大が進んでおり、全自動カプラとワークツールにおけるグローバルなオープン業界標準を確立しようという動きが、着実に勢いを増していることを示しています。
Epirocの油圧アタッチメントツール事業部門は、建設、解体、インフラ整備、土木工事、廃棄物処理、鉱業や採石などの用途向けに、ブレーカー、カッター、ドラムカッター、グラップル、粉砕機といった油圧ショベル用アタッチメントの開発、製造、販売を行っています。製品はドイツ、スウェーデン、インド、韓国で製造されています。
グループは、最近買収したACB+とともにOpen-Sアライアンスに加盟しました。ACB+は1963年から続くフランスの有力パートナー企業で、500kgから100トンの油圧ショベルおよびローダー向けの全自動カプラやアタッチメントを設計・製造しています。2024年にEpirocグループに統合されたことで、ACB+は建設業界のあらゆるニーズに応えるための、より革新的かつ幅広い製品ラインナップを提供できるようになりました。Epiroc/ACB+は、Open-Sアライアンスに準会員として加盟しています。
「Open-Sアライアンスへの加盟により、私たちはお客様の選択肢の自由を尊重し、オープンで互換性のあるソリューションを提供するという当社の姿勢を改めて強調します。この共有された標準は単なる技術ではなく、より効率的で、接続性が高く、持続可能な業界の構築を目指すものです」Epiroc 油圧アタッチメントツール事業部門副社長 プレドラグ・ペトロヴィッチ氏。
Genesis Attachments(米ウィスコンシン州スーペリアに本社を置くNPKグループ企業)は、スクラップ処理、解体、資材ハンドリング、洋上撤去分野向けに、高品質な油圧モバイルシャー、グラップル、コンクリートクラッシャー、特殊アタッチメントを設計・製造するグローバルリーダーです。Genesis Attachmentsは、Open-Sアライアンスに準会員として加盟しました。
「Open-Sが定めた標準は、オーナーやオペレーターの利益を守るための土台であり、Genesisが重視する理念と完全に一致しています。Open-Sを通じて共有される情報により、Genesisは今後も現場の補助機器とシームレスに統合できる先進的なアタッチメントソリューションを提供し続けることが可能になります」エンジニアリングディレクター ロジャー・ジョンソン氏。
株式会社カナモト(本社:北海道札幌市)は、建設機械レンタルを中心に事業を展開しており、約1,100
機種81万点のレンタル資産を保有しています。
建設機械のレンタル事業を通じて、Open-S規格アタッチメントの普及促進に取り組み、日本および東南
アジア・オセアニア地域での展開にも貢献しています。
カナモトは、Open-S規格に対応した多様なアタッチメントの利用拡大を歓迎いたします。
「カナモトは、建設現場における油圧ショベルアタッチメントの互換性向上を非常に重視しています。Open-S Allianceへの加盟により、機種やメーカーを問わずアタッチメントを使用できる環境が整い、利用者の利便性向上につながることを期待しています。共通規格の活用は、レンタル会社としての運用効率化にも寄与すると考えており、現場からの声を活かしながら、Open-S Alliance各社と連携して、現場の生産性と安全性を向上させる革新的なアタッチメントの開発に取り組んでいきます。」株式会社カナモト レンタル事業部長 渡部 純
「EpirocおよびGenesisという、いずれも高品質の代名詞として知られる著名ブランドを、Open-Sアライアンスのメンバーとして迎え入れることができ、大変うれしく思います。このような企業が我々のビジョン――業界全体におけるオープンな標準の確立――を支持してくれることは、非常に光栄であり喜ばしいことです。彼らの参加は、Open-Sアライアンスが次の成長フェーズへ進むうえで、大きな推進力になると確信しています。また、カナモトの加盟により、日本からさらに1社の参加が加わり、グローバルな標準を創出するという我々の国際的な志が着実に広がっていることが証明されました。新たなメンバーの参加は、Open-Sがもたらしている勢いをさらに裏付けるものであり、相互運用性(インターオペラビリティ)と顧客の選択肢の重要性を改めて強調するものです」と、Open-Sアライアンス 理事長 ステファン・ストックハウス。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Stefan Stockhaus、Open-S Alliance ABの会長
stefan.stockhaus@opens.org、+46 70 998 13 21
Anders Jonsson、Open-S Alliance ABの取締役
anders.jonsson@opens.org、+46 70 590 09 49
Open-Sについて
Open-S – 掘削機用自動クイックカプラーのオープン業界標準。Open-S の目的は、さまざまなメーカーのクイックカプラー、チルトローテータ、作業ツール間のグローバルな互換性を提供することです。Open-S Alliance は、Open-S 標準の開発と推進のみを目的とする独立組織です。詳細は、www.opens.org.